昨日の御話の続きです。
中国は、1990年基準での「途上国」という扱いを受けています。
「途上国」扱いだと恩恵があります。
多国間の枠組みでも支援を受ける側になる。
他国への財政支援が義務にならない。
自国の経済発展に資金を回せる。
逆に「先進国」扱いになると、
途上国への支援金拠出などが義務になる。
温暖化ガス削減目標の達成が要求される。
国内対策強化への支出が増える。
出典 日本経済新聞5月14日より一部抜粋
個人的な意見となりますが、「先進国」「途上国」と言った枠組みは、30年以上前のものです。現状にあったやり方を再検討しないといけない段階に来ていると思われます。