脱CO₂へ 電源ミックス

カーボンニュートラル宣言以来、新しい景色が広がった。

 

政府は、電力・非電力・炭素除去の3つの分野で意欲的な取り組みを進めている。

 

電力では、再エネ、原子力に加えて、アンモニア火力が注目される。

 

電気自動車(EV)など電動化を進めていくと、総電力需要は今より30~50%増える。

 

再エネ利用では、まだ火力発電による調整が必要でCO₂が排出する。

 

これがアンモニア火力になることで解決する。

 

水素とアンモニアは技術的に近くても、ビジネス的には異なる。

 

CO₂排出の約62%を占める非電力は水素を利用し、残りの電力分野はアンモニアを選択するということになるだろう。

 

出典 日本経済新聞6月17日より一部抜粋 国際大学大学院 国際経営研究科教授 橘川武郎氏 より

 

脱炭素に向けて、水素やアンモニアなど、様々な選択肢を増やしていく事が重要になってきます。