出光の戦略

出光興産の木藤俊一社長は、日本経済新聞の取材に応じ、

 

「2023年3月期までの3年間で、化石燃料の分野に2000億円を投資する」

 

と明らかにした。

 

高機能材や再生可能エネルギーなどに充てることで、脱炭素社会の中でも成長を目指す。

 

今後3年間では、全体として2700億円の戦略投資を計画しており、非化石燃料で稼ぎたい考えだ。

 

一方、石炭開発事業を続ける方針も示した。

 

年間取扱量の約2000万トンのうち、約1200万トンを自社の炭鉱で生産しており、急激に事業を縮小することは難しい。

 

ただ、世界的な脱炭素の流れを踏まえて、新たな炭鉱の開発には投資しない。

 

出典 日本経済新聞6月23日より一部抜粋

 

会社として、雇用の問題やこれまでの取引先との関係もあり、少しずつ脱炭素からの脱却を目指していることが感じ取れます。