脱炭素五輪つづき

先日の御話の続きです。

 

東京都と埼玉県は、6月4日、東京五輪・パラリンピック組織委員会に、都内・県内の企業から集めた二酸化炭素の削減クレジットを受渡した。

 

五輪は世界最大のイベントの一つ。

 

施設建設や運営、観客の移動などで、大量のエネルギーを消費する。

 

東京五輪で生じる二酸化炭素は、約273万トンと試算されている。

 

一方、都内153事業者、県内64事業者が提供した二酸化炭素削減クレジットは約438万トン。

 

これを充当すれば、建設段階を含め東京五輪で生じる二酸化炭素を相殺(オフセット)できる。

 

出典 日経ビジネス7月5日より一部抜粋

 

排出量取引には、賛否両論がありますが、五輪開催の裏で、このような動きがある事も知っておいた方が良い気がします。