このブログでも何度か取り上げた、サバクトビバッタの習性と撃退法の御話です。
アフリカで大発生のバッタですが、繁殖期のみ、オス・メス「同居」するという性質が分かりました。
メスの集団は、普段はオスと「別居」していることも分かってきました。
繁殖期の時に、オス・メスが寄り添って集団産卵するそうです。
約数時間は、おとなしくしているとの事。
このタイミングで、殺虫剤を狙い撃ちすると、サバクトビバッタ撃退に効果がある。
と国際農林水産業研究センターの日本チームが、米科学アカデミー紀要に発表しました。
これまでは、空中からヘリコプターなどで、殺虫剤を上空から地上に放射するやり方でした。
しかしこれだと、バッタが逃げ回って、効果が限定的である。
関係ない人体や、環境に悪影響を及ぼす。と言われてきました。
今後のバッタ問題の、課題解決に役立つ事が期待されます。
朝日新聞 10月14日より一部抜粋