北海道東部の野付半島で、海岸に流れ着いた漁網やロープなどが角に絡まり、衰弱したエゾシカの姿が相次いで目撃されている。
角に絡まった漁網などでつながった2頭が、離れられなくなり、エサを食べられずに死ぬことも。
環境保護活動に取り組む地元のNPO法人は
「人が出したゴミによる人災だ」
と訴えている。
春に生え替わった角の成長が終わった後の、12~3月の冬季に目撃されることが多く、同ネットワークの藤井薫会長は
「エサを探すときや、角を研ぐときに、ゴミが絡まるのでは」
と推測する。
出典 日本経済新聞3月8日より一部抜粋
奈良県のシカの例もあるように、近年、観光地での、人の出すゴミが生態系に悪影響を与えている側面があります。マナー対策をしていかないといけません。