2日間に渡って、東京都が発表した、震災被害の想定の御話を、記載させて頂いております。
その続きです。3日目です。
10年前に比べて、特に、都心には、高級タワーマンションの建設が目立ちました。
建物が高く、地震発生時には、上層階程、非常に揺れが激しくなります。
電気・ガス・水道・エレベーターが止まる可能性が高まります。
備蓄も2,3週間すると、新しいものを補充する必要性も出てきます。
しかし、買い物に行こうにも、30階~50階、階段で往復しなければいけません。
更に、地上に出ても、建物の倒壊や、道路の寸断で、身動きが取れない状況となり、陸の孤島になる可能性があります。
地震の規模によっては、タワマン自体の倒壊により、更に被害が拡大する恐れがあります。
東京都の地震被害想定は、甘いと言わざる負えません。
しかしながら、そうした中でも、出来る範囲で、対策を考えていかないといけません。
NHKニュースより