日本が全力でもぎ取った高速鉄道がある。
インドだ。
日印新時代を象徴する事業として、2015年12月、首脳会議で合意した。
インドネシアのジャカルタ~バンドン間を、中国が整備する事が決まった3か月後だ。
日本はインドを、台頭する中国に向き合う「同志」であり、自らが提唱する
「自由で開かれたインド太平洋」
という構想に欠かせない戦略的パートナーとして、位置付けている。
高速鉄道も落とすわけにはいかなかった。
従来、フランスが行うところを、日本が土壇場でひっくり返した。
出典 日本経済新聞9月29日より一部抜粋
新幹線は、安全性・正確性という点で、世界トップクラスです。今後の他国への進出にも期待がかかります。