カタールW杯とエコ・SDGs

いよいよ4年に1度の、サッカーワールドカップが開催されます。

 

今回は、カタールで行われます。

 

本大会の試合会場は、中心地のドーハから、全て1時間以内で到着できる、コンパクト開催となっております。

 

これにより、自動車等での排気ガス削減が見込めます。

 

地下鉄が整備されており、応援客・観光客にも移動がスムーズに出来るという利点があります。

 

しかしながら、マイナス面も指摘されています。

 

カタールは、この時期でも、日中の気温が高温となるため、室内には脱炭素の流れに反して、化石燃料を用いたエアコン・空調設備が施されております。

 

見ている側にとっては、快適ですが、化石燃料排出量増加が懸念されています。

 

また、スタジアム建設にあたり、諸外国の出稼ぎ労働者を気温30度~40度近くの中、強制労働をさせた疑惑も出て来ております。

 

多くの体調不良者や死亡者が出ました。

 

労働者の権利が、全く守られていなかったという事態が、明るみに出ました。

 

ここまで、賛否両論ありますが、エコ・SDGsの視点で、ワールドカップ終了後の、カタールのその後にも注目していきたいと感じます。

 

NHKニュースより