カナダ・モントリオールで開催中の、
国連生物多様性条約第5回締約国会議(COP15)
は、19日、環境破壊の影響を受けた生物多様性の回復を目指し、歴史的となる目標を採択した。
新目標には、2030年までに、世界の陸、海の少なくとも30%を生態系保全区域とすることが盛り込まれた。
富裕国が、途上国に対する資金援助も2025年までに年200億ドル(約2兆7000億円)から、30年までに年300億ドル(約4兆1000億円)に引き上げる事も目標とされた。
一方で、企業に求める、生物多様性への影響報告について、義務ではなく推奨にとどまっている。
生物多様性条約を巡っては、共和党議員の反対を受けた米国は参加していない。
出典 YAHOOニュースより
気候変動枠組み条約と並んで、生物多様性条約にも、今後も動向を見ていきたいと思います。