先日の富士山の御話の続きです。
富士山の噴火によって、一番困るものは
「火山灰」
です。火山灰は、大気を覆って、人体の健康面に甚大な被害を及ぼします。
江戸時代の噴火により、元の大気の状態に戻るまで、約３０年程経過したとの事です。
農作物も悪影響が出ます。
交通機関や通信・インフラにも灰が積もると、送電線に悪影響が出て、使用出来ない状況が続くなど、最悪の事態が想定されます。
道路交通網も寸断され、富士山近郊地域に、物資が運べない可能性もあります。
あまり考えたくない事態ですが、数百年に一度の備えも必要です。
防災士テキストより