日本の大学では、研究者の雇止めが、問題の一つとして新聞記事に記載がありました。
大学院を出た後、大学内で研究者として残るとしても、最長で10年程で、雇用を打ち切られるケースが増加中です。
途中で、画期的な成果を上げる研究には、予算が付きますが、地道な基礎研究には予算が付かない傾向になってきております。
基礎研究は、すぐに結果・成果が出る物ではありません。
しかしながら、地道に活動を続けると、ある日、未知のウイルスに遭遇した時でも、ワクチン開発がスムーズになされる。
などの成果が挙げれらます。
個人的な意見となりますが、コロナ禍で、日本単独でワクチンが製造出来ない。
というニュースにショックを受けました。
この状況が続くと、若い世代で研究者を目指す人が大幅に減り、世界に後れをとる流れが加速します。
もう少し、研究者の基礎研究に対して、予算と雇用の再考が必要な気がします。
朝日新聞5月23日より