災害時において、必ず、車の渋滞が発生します。
逃げる車、応援に駆け付けたい車、緊急車両等が入り乱れて、各地で大渋滞が発生します。
車は何事もなければ、便利な物ですが、災害時や非常時には、復興迅速支援という点に関しては、渋滞を起こさない、心掛けやルールが必要になってきます。
首都圏で直下型地震が発生した場合には、環八、環七、明治通りあたりでの車の大渋滞が予想されます。
セオリーでは、緊急時には、車を車道の左端に止めて、キーを付けたまま逃げる。
と言うのが定義ですが、自分の車のキーを入れっ放しで、その場を立ち去れるか?
という心理面の抵抗があります。この事から緊急車両が通れない、支援物資が運べないなどの原因となります。
災害規模にも大きく影響するため、その場になってみないと分からない。という難しい側面があります。
防災士テキストより