フィンランドでは、10年以上前からIT教育に熱心で、小学校からパソコン・タブレットを、子供たちに無償で配布して、授業を開始していました。
この10年ほど、フィンランドの子供達の間で変化が起きました。
特に学力テストの結果で、数学的思考力、理科的思考力、全般的な学科において、大幅な学力低下の傾向が見られました。
タブレット端末を使うと、先生の目を盗んで、授業中もsnsを観たり、違うサイトを観たりして、勉強と授業に気持ちが入っていない、集中力をそがれる。といった悪い影響が出ました。
一部の学校では、タブレット授業中禁止。という規則が出来て、授業には昔ながらの紙と鉛筆で、子供たちはノートを取る事が推奨されています。
この結果、子供たちは再度、授業に集中出来るようになったそうです。
日本では、最近になって、授業にITを積極的に活用。という流れになってきておりますが、今後、議論の余地がありそうです。
今後の子供達の授業のIT化に関して、要注目です。
テレビ朝日「ワイドスクランブル」より