昨日の御話の続きです。
人の手を一切、関与させないという、完全自動運転車の街の中での実証実験が、行われ始めております。
アメリカ・中国の都市の一部を、街ごとスマートシティーにして、自動で車を走らせております。
その代わり、まだ特別区域として、域外の走行には慎重です。
完全自動運転車は、電気自動車と相性が良く、ガソリンエンジン車程の細かな部品点数を必要としません。
車内には、ハンドル・アクセル・ブレーキもありません。
人間は、車内で、自分のスマホに行き先をセットして、大の字になって寝ていられる。
1時間程、睡眠をとっていると、いつの間にか目的地に到着している。
このような未来のシナリオがあります。
すると、これまで日本企業が得意としていた、沢山の部品や、複雑なガソリンエンジン設備が不要となり、自動車産業の雇用が無くなっていきます。
100年に1度の変革期。と自動車業界では叫ばれております。
今後の自動車産業の動向を、注意深く見ていきたいと思います。